知らないと損する食洗機の特徴とは!?
食洗機を家庭に導入したら皿洗いの手間が減り非常に助かりますよね。
お子さんのいる家庭などは特に
面倒を見たり、食器量が増えたり、他の家事の量が増えて自分の時間が取れないなんてことも。
これらの問題を解決してくれるのが食洗機です。
しかし、食洗機を導入することでほんとに便利に使いこなせるのでしょうか?
いいことばかりなのでしょうか?
この記事では、食洗機によるデメリットとメリットを紹介します。
この記事を読んで、食洗機を導入すべきなのかどんな懸念点があるのかなどそれぞれの家庭に合わせて検討する材料になれば幸いです。
- 食洗機の働き
- 食洗機のデメリット
- 食洗機を使うメリットとは
- 食洗機の種類
- 据え置き型タイプの食洗機の特徴
- 据え置き型食洗機のメリット
- 据え置き式食洗機のデメリット
- ビルドインタイプ食洗機の特徴
- まとめ
筆者について
筆者は家電量販店に勤めております。
ここでは、実際に買い替えにいらっしゃったお客様から聞いた声やメーカー様からの声などを包み隠さずに公表しています。
良い点悪い点それぞれあるので、ぜひ購入の際の判断材料にしていただけたら幸いです。
また、記事を書くことに慣れていないので読みにくかったらすいません…
食洗機の働き
食洗機は、食器を自動で洗ってくれる便利家電です。
便利家電ランキングで上位3位以内に入賞するなど、非常に人気の高い家電の一つです。
食器を自動で洗ってくれるので家事の手間を大幅に省くことができるのが非常に魅力的です。
また、物によっては温風などで食器を乾かしてくれるものや、タイマー機能などがあったりボトルを洗うことができるものまであります。
食洗機のデメリット
食洗機は圧倒的に家事の手間を省いてくれる家電なのは間違いありません。
しかし、そんな食洗機もデメリットがあります。
実は食洗機不要派もいるほどです。
なぜ、食洗機が不要と考える人がいるのでしょうか?
実際に食洗機を利用してみて感じたデメリットを紹介したいと思います。
(個人の感じ方によります。)
事前に洗う必要がある
おそらく一番大きなデメリットでしょう。
事前に軽く洗う必要があります。洗うと言っても全てを洗うわけではありませんが、油汚れや食べ残しなど軽く洗ってあげる必要があります。
洗わない場合、他の食器が油まみれもしくはしっかり洗えていない
排水溝が詰まるなどのトラブルにつながることも考えらます。
頑固汚れは落ちにくい
食洗機のデメリットとして、一番有名ですが油汚れなどはおちにくいです。
というのも、手洗いよりも皿やフライパンの表面を擦ることができないので頑固なが汚れを落とすことは、食洗機は苦手です。
洗浄力の高いものも出てきていますがやはり人間が手洗いする方が洗浄力は高いでしょう。
油汚れや頑固な汚れは、軽く手洗いしてから食洗機に入れるなど一手間は必須です。
設置スペースが必要
設置する際に大きな面積が必要になります。
5人用の場合60cm×60cm程度のものが多くこのくらいのスペースは必要になります。
物によっては工事が必要になるものもあるので置き場所に困ることも少なくありません。
物によっては電気・水道・ガス代がかかり割高に
電気代や水道代はどれもかかりますが、乾燥機能がついているものの場合ガスを利用して乾燥させるものもあるのでガス代がかかる場合があります。
乾燥機能については、電気で音符を出すものもあるので選択できるので問題はありません。
取り付けが手間
食洗機は設置後水道などとの連結が必要になります。
また、排水もあるので取り付けが最初は手間取ります。
業者に任せてしまってもいいですしDIYしてみるのもいいかもしれませんね。
高価
様々な機能がついていることもあり非常に高価な家電です。
大手メーカーの食洗機はほとんど4万円以上するので、実際に購入するのは慎重になります。
また、設置場所の問題なども重なり導入しにくい家庭も少なくないと思います。
一度財布とキッチンに設置場所が取れそうかよく確認しましょう。
乾燥時に水蒸気が出てくることも。
食洗機内で蒸発した水分が逃げ道がなく水蒸気として出てくることがあります。
壁の近くなどに設置してしまうと設置方法によってはかびてしまうかもしれません。
設置後実際に使ってから移動するなどもあり得ます。
これらのように便利家電にも大きな弱点があります。
製品によって、性能が違うので一概にこれらのデメリットを感じるかと言うとそうではなく感じられない場合もあります。
製品ごとの特徴をよく考える必要はありそうです。
食洗機を使うメリットとは
ここまでは、食洗機のデメリットについて紹介してきました。
しかし、多くの人から便利家電として紹介され人気を得ているからにはそれなりにメリットもあります。
ここからはメリットについて紹介していきたいと思います。
1年で90時間も節約できる
最大の魅力は家事の負担を減らすことができます。
食器を洗って拭いてしまうと言う作業を毎日繰り返すとなると負担が大きいです。
例えば毎日食器洗いから拭き終わるまでを15分とした場合、1ヶ月あたり7.5時間近くを食器洗いに費やしている計算になります。
これが1年になった場合、90時間もの間食器洗いに費やしていることになります。
タイマー機能付きのものなどは寝ている間に洗浄できるなど、ゆっくり過ごす時間を確保しやすくなります。
高温での洗浄が可能
手洗いだと限界がありますが食洗機は機械。
高温であろうとしっかり洗浄してくれます。
高温で洗浄すると殺菌や油汚れなどを落としやすくなるなど手洗いではできない繊細な洗浄が可能です。
お子さんのいる、家庭では特に重宝するのではないでしょうか?
食器を大切に洗える
スポンジでゴシゴシとこすって洗うのではなく、水圧と洗剤と水温で洗浄するので食器を痛めません。
傷のつきやすい繊細な食器なども安心して洗うことができます。
※水流が強いため食洗機内で動く恐れがあります。動かないように上手くいれるなど工夫が必要です。
冬場などアカギレなどの軽減
水を使うことが減るので手荒れなどが減ります。
これでパックリ割れなど痛い思いも減ります。
一番大きなメリットはやはり1年間で90時間近くもの時間を他のことに費やすことができると言うことでしょうか?
この90時間を他の家事に当てるもよし、睡眠時間や家族との時間に当てるもよし有意義に使えるので導入するだけの価値はあります。
食洗機の種類
食洗機には2種類あり、据え置き(設置型)タイプとビルドイン(組み込み型)タイプのに種類があります。
続いてはそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。
据え置き型タイプの食洗機の特徴
据え置き型とは、購入後給水ホースなどを繋ぐだけで使用ができるもので場所を移動したりできるタイプのものです。
このあと紹介する、ビルドインタイプよりも安価なのが特徴です。
いまから食洗機を導入するという多くの場合は据え置き型になると思います。
据え置き型食洗機のメリット
そんな据え置き型のメリットは以下のようになります。
- 安価に食洗機を導入できる
- 買い替えができる
- 後から設置場所の変更が可能
以上が大きなメリットと言えます。
1:安価に導入できる
ビルドインと比べてキッチンを工事して設置する必要がなく買ってきてホースなどを繋ぎ設置が完了する非常にお手軽なもののため、安価に抑えることができます。
機能的には、なんの差もありません。
2:買い替えができる
安価に導入できるだけあり、買い替え時もビルドインよりは安く抑えることができます。
ビルドインだと買い換える際も工事をして取り外す必要があります。
3:後から設置場所の変更ができる
キッチンにないに埋め込むことがないので移動はホースや設置面積などが確保できるところなら移動ができます。
後からこうすればよかったなどの後悔が減るので3つの中でもかなり重要な、ポイントになると思います。
据え置き式食洗機のデメリット
- 設置面積が必要
- 置き場所問題
- 配線やホースが残念
以上が据え置き式の大きなデメリットになります。
1:設置場所が必要
洗浄スペースが広いだけありそれなりに大きな家電になります。
そのため、キッチンの大きさによっては非常に設置するスペースが場所を圧迫するなどよくあることです。
購入前に設置しても大丈夫かよく検討しておく必要があります。
また、サイズをあえて小さくするなどして設置スペースを確保する必要もありそうです。
2:置き場所問題
1の内容とほぼ同じなのですが、置き場所には困ります。
洗浄力などは製品や洗剤の問題なのでほぼ困りませんが、大きさに関してはそれなりの大きさですので、問題になります。
また、食洗機自体洗浄中や洗浄後に水蒸気が出ることので他の家電やコンセントなどにかからない場所に設置したりなどの工夫が必要です。
ホースの設置などもあるので、特に慎重に決定することが重要です。
3:配線やホースが残念になる
配線やホースなど食洗機に必要なものが見えてしまい、スマートなキッチンとはかけ離れてしまいます。
デザイン性やインテリア性を気にする方は正直向かないと思いました。
ビルドインタイプ食洗機の特徴
ビルドインタイプはキッチンのカウンターなどの中に組み込むので設置スペースなどを確保する必要がなくスマートなキッチンに仕上げることができます。
ビルドインタイプ食洗機のメリット
ビルドインタイプのメリットは以下のようになります。
- スマート
- スペース削減
1:スマート
食洗機が見えなくなるので、キッチンがスマートになります。
据え置き式のものだとどうしても、キッチンのスペースに侵食してくるので大きな家電が一つ追加された感が出てしまいます。
しかし、キッチンのカウンター内に組み込まれているので周りからは見えにくいのがメリットと言えます。
2:スペース削減
据え置き式のものと違い、設置場所が必要なくキッチンのカウンター内にあるのでわざわざ用意する必要がありません。
大きなスペースと限られた場所にしか設置できない据え置き式のものと比べると良い点と言えると思います。
ビルドインタイプのデメリット
- 高価
- 後から設置が困難
- 買い替えがむずかしい
1:高価
やはり、キッチンのカウンターの中に組み込んでいますのでホースや配線などが難しいため、高価になります。
例えば、同じ10万円のものを買ったとしてもキッチンカウンター内に配線や配管をできると言う人はほとんどおらず業者に頼むことがほぼだと思います。
その点、据え置き式は剥き出しのままの配管配線なので説明書通りに行えば誰でもできます。
そのため、工事費用で大きく差ができてしまうので高価になります。
2:後から設置が困難
配管や配線が困難なため、工事が必要になります。または業者に依頼
そのため、後から設置をする場合リフォームのような形となり工事費用が高くつきます。
家を建てようと考えている場合は、キッチンには食洗機が必要かどうかよく検討しておくと良いでしょう。
3:買い替えがこんな
これも上記2点と同様の理由です。
食洗機自体高価なものなので工事費用が一緒にかかるとなると相当なものです。
食洗機を利用している人の声
1:筆者
私は食洗機を導入して、食器を洗う時間拭く時間が大幅に縮ませることができたので、満足しています。
設置場所が悪く水蒸気がキッチンを使っていると多少かかるのでそこだけいまいちでした。
お掃除ロボ同様家事代行をしてくれる頼もしい製品です。
毎日毎日こんな高温で激しい動作をするのによく頑張ってくれる我が家の頼もしいお手伝いさんです。
5年くらいで寿命なのはしょうがないと思います。
(一部省略)
3:お客様より聞いた声
最初は便利で使っていたが、軽く洗ってから入れるくらいなら自分で洗う。
洗剤も2種類必要なのは馬鹿らしい。
まとめ
それぞれメリットデメリットがあるので特徴を理解して購入する必要がありますが、
言えることは非常に優れた家電になります。
高価なものなので即決はせずに自宅のキッチンに合うのかどうかしっかり検討してください。
その際この記事の内容を覚えていていただけたらきっとどこかで役立ちます。
お手伝いさんが欲しいと思ったら、ロボット掃除機と同様頼もしい家電なので食洗機は重要かなと思います。